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【ご利用ガイド】新株予約権原簿の使い方

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Shoko Nabeshima avatar
対応者:Shoko Nabeshima
2週間以上前に更新

こちらのページでは、はじめて新株予約権原簿をご利用される方向けに、ご利用方法についてご説明いたします。


はじめに

ストックオプション(以下、SO)については、「SO管理」機能からご登録がスムーズです。

「SO管理」機能のご利用ガイドをご覧になる方はこちら

SO以外の新株予約権について、「新株予約権原簿」の画面からご登録をお願いいたします。

※新株予約権原簿からSOを過去に登録された方は、こちらをご覧ください。


■画面の構成


■タブの詳細

以下の5つのタブで構成されております。それぞれのタブで行える操作をご確認ください。

基本情報・保有状況

新株予約権原簿全体をご確認いただけるタブです。

こちらのタブでは、新株予約権の割当者の右側にある三点リーダーから、以下の操作が行えます。

  • 基本情報の編集

  • 取得履歴の編集

  • 異動情報の登録

  • SOの行使

  • 新株予約権者割当者を削除

種類別付与者一覧

種類別の新株予約権者を一覧でご確認いただけるタブです。

こちらのタブでは、ご登録いただいている新株予約権をプルダウンよりご選択いただけます。

また、基本情報・保有状況タブと同様に、以下操作が行えます。

  • 基本情報の編集

  • 取得履歴の編集

  • 異動情報の登録

  • SOの行使

  • 新株予約権者割当者を削除

失効者一覧

新株予約権失効者を一覧でご確認いただけるタブです。

指示書送信履歴

新株予約登録指示書の送信履歴を一覧でご確認いただけるタブです。

新株予約権登録指示書の送付方法は、こちら


■ダウンロード

新株予約権原簿を各形式でダウンロードすることができます。

操作方法は、こちら


■原簿を編集する

新株予約権の割当者の登録

1.ホーム画面の「株主管理」>「新株予約権原簿」をクリックします。

2.右上の「ダウンロード」をクリックします。

3.ご希望の形式を選択し、「ダウンロード」をクリックします。

4.新株予約権者の情報が選択した形式に沿ってダウンロードが完了します。

※画像は、PDFダウンロードした際のイメージです 。

💡異動履歴込みのダウンロードの場合は、新株予約権原簿の【並び替え機能】を利用し、

  並び替えた情報でのダウンロードは対応しておりませんのでご注意ください。

新株予約権の追加

①コンバーティブルエクイティ以外の場合

1.モーダル内の内容を入力し、「登録する」をクリックします。

②J-KISSなどのコンバーティブルエクイティの場合

1.「コンバーティブルエクイティ」を選択し、投資契約書に基づいて必須項目(新株予約権の名称、発行価格)を入力します。

2.任意項目(転換期限年、権利行使開始日・終了日、ディスカウント率、キャップバリュエーション等)は、資本政策と連動させたい場合に入力します。詳細はこちらをご覧ください。

新株予約権原簿と資本政策を連動してご利用頂きたい場合にご入力ください。

登録時の任意項目に関する詳細はこちら

  • 転換期限年

    • 別名、応答日と呼ばれ一般的に新株予約権の割当日から18ヶ月後を指します。

    • コンバーティブルエクイティは金融商品の特性上、適格資金調達を満たさなければ、一般的に発行総額の過半数の予約権者が承認するとキャップバリュエーションにて自動的に株式へと転換されます。

    • 投資契約書内からご確認ください。

  • 権利行使開始日

    • 新株予約権を株式へ転換可能な開始日となります。

    • 投資契約書等からご確認ください。

  • 権利行使終了日

    • 新株予約権を株式へ転換可能な終了日となります。

    • 投資契約書等からご確認ください。

コンバーティブルエクイティは株式転換の際の株式数を算定する際、下記の情報を利用して転換します。金融商品の特性上、企業価値算定をせずに資金調達を行うことができる一方で投資家は先行投資をしたリスクを負っています。そのため、将来の資金調達実行時の株価よりも割安で転換できるディスカウント及びキャップバリュエーションにより転換することとなります。

  • ディスカウント

    • 20%と設定している事業者様がほとんどです。

    • 投資契約書等からご確認ください。

  • Preキャップバリュエーション及びPostキャップバリュエーション

    • 投資契約書内等ご確認いただき、あてはまる評価方法をご選択ください。また、金額に関しても投資契約書等からご確認ください。

コンバーティブルエクイティは一定の条件を満たした場合(適格資金調達)は株式へと転換されます。その条件としては、次回以降のラウンドでの調達金額となります。

  • 行使価格

    • 1円と設定している事業者様がほとんどです。

    • 投資契約書等からご確認ください。

  • 調達金額

    • 1億円と設定している事業者様がほとんどです。

    • 投資契約書等ご確認いただき、ご確認ください。

新株予約権の行使

1.「株主管理」>「新株予約権原簿」>「原簿を編集する」>「新株予約権の行使」の順にクリックしてください。

2.行使が行われた新株予約権の種類の選択と、行使後の株式の種類選択をします。

3.新株予約権者ごとに行使実施済もしくは未実施で分かれるかと思いますので、まず行使実施済みの予約権者へ左端にチェックを入れてください。

4.株式取得日に関しましては、新株予約権を行使した日付をご入力ください。(会社法282条)

5.行使個数及び付与株式数をそれぞれご入力ください。本項目は事業者様に事前に算定頂いた数量をご入力頂きます。

6.既に株主総会の招集通知電子化の同意を得ている場合はONに切り替えください。

頂いていない場合はOFFのままで問題ございません。

7.確認画面にて内容をご確認後、「手続きを完了する」をクリックします。

8.上記で操作行われた手続きは各株主及び新株予約権者の詳細ページをご確認頂くと内容が反映されております。


■変更届について

新株予約権原簿に変更があった場合は、変更内容を三菱UFJ信託銀行で管理する新株予約権原簿に反映する必要があるため、アラートが表示がでる仕様となっております。

※変更届を送信する操作方法はこちら


■新株予約権の取引履歴を編集する

ご操作方法はこちら

1.取引情報を編集したい新株予約権付与者の3点リーダーから「取引履歴の編集」をクリックします。


2.モーダル内の取引情報を変更し、「更新する」をクリックします。

他の種類の新株予約権を追加で追加した場合は、「保有新株予約権を追加」から情報を入力します。


3.情報が反映されます。

また、以下の手順でも取引履歴を編集することができます。

1.「株主管理」タブから「新株予約権原簿」をクリック、または目的の業務を選択してくださいの「株主総会・株主名簿管理」内にある「新株予約権原簿」をクリックします。


2.取引情報を編集したい新株予約権付与者をクリックします。

3.「手続き履歴」項目から「株式取得履歴の変更」をクリックします。

4.モーダルの情報を編集し、「更新する」をクリックします。


5.情報が反映されます。


■新株予約権を削除する

ご操作方法はこちら

1.取引情報を編集したい新株予約権付与者の3点リーダーから「取引履歴の編集」をクリックします。

2.削除したい新株予約権の取引履歴の「✖︎」アイコンをクリックした後、「更新する」をクリックします。
尚、一度削除した情報は復元できないため、間違いをキャンセル等にご注意ください。


3.情報が反映されます。

また、以下の手順でも取引履歴を編集することができます。

1.「株主管理」タブから「新株予約権原簿」をクリックします。

2.取引情報を編集したい参加者をクリックします。


3.「手続き履歴」項目から「取引履歴の編集」をクリックします。


4.削除したい新株予約権の取引履歴の「✖︎」アイコンをクリックした後、「更新する」をクリックします。
尚、一度削除した情報は復元できないため、間違いをキャンセル等にご注意ください。


5.情報が反映されます。


■新株予約権原簿から異動操作(自社取得/消却/消滅/名義書換)

新株予約権原簿に登録されている新株予約権(SO管理で登録済みのストックオプション含む)に対し、自社取得・消滅・消却・名義書換が可能です(一部制限あり)。

また、1人の付与者に対して以下のご操作も可能です。

  • すべての新株予約権を一括で異動する。

  • 複数のうち一部を選択して異動する。

ご操作方法はこちら

1.新株予約権原簿で、対象の付与者の「・・・」をクリックし、「異動情報の一括登録」をクリックします。

2.「異動処理」を選択し、対象の「新株予約権の種類」を選択し、「つぎへ」をクリックします。

3.必要事項を入力し、「実行」をクリックします。 ※本ページでは「消滅」の方法をご説明します。

4.実行が完了します。


■新株予約権の行使方法

新株予約権原簿よりご登録いただいた「新株予約権」を対象に行使が可能です。

※「SO管理」機能よりご登録いただいた新株予約権(ストックオプション)を対象に行使はできませんのでご注意ください。

ご操作方法はこちら

1.上部メニューの「株主管理」>「新株予約権原簿」>「原簿を編集する」>「新株予約権の行使」の順にクリックしてください。

2.行使が行われた新株予約権の種類の選択と、行使後の株式の種類選択をします。

3.新株予約権者ごとに行使実施済もしくは未実施で分かれます。まず、行使実施済みの予約権者を選択します。

4.「株式取得日」に新株予約権を行使した日付をご入力いただきます。(会社法282条)

5.「行使個数」及び「付与株式数」を事業者様に事前に算定頂いた数量でご入力いただきます。

6.既に株主総会の招集通知電子化の同意を得ている場合は「電磁的召集通知の同意」の箇所について「ON」に切り替えいただきます。

7.確認画面です。内容をご確認の上操作を実行いただきます。

8.各株主及び新株予約権者の詳細ページで内容をご確認いただけます。


■イベントの登録方法

資本政策機能をご利用いただく際に、発行済み株式の各種イベント登録をいただく必要がございます。

新株予約権を新規で登録いただいた場合はイベントの登録が必要です。

本プロダクトには「イベント」という概念があります。株主名簿、新株予約権原簿、SOを新規で発行した際にはそれぞれ「イベント」の登録が必要です。

※新規発行以外のご操作に関しましては、自動でMUFG FUNDOOR上のご操作のタイミングでイベントとして反映されます。

イベントの登録の際は「新株予約権原簿」または「株主名簿」の画面からイベントのご登録をお願いいたします。

「イベント」の種類(例)

  • 株式分割・株式併合

  • 譲渡

  • 自己株式/自己新株予約権取得

  • 株式の発行/新株予約権の発行/SOの発行

ご注意事項

取得履歴がどのイベントにもひもづいていない場合、その履歴は資本政策に反映されません。

例①:普通株・種類株の発行⇒「株主名簿」>「イベントの追加・編集」

例②:SOやCEの発行⇒「新株予約権原簿」>「イベントの追加・編集」


■Shares連携

三菱UFJ信託銀行(以下、MUTB)を株主名簿管理人として選定いただいている事業者様は、下記に記載の「Shares連携」の機能をご利用いただけます。

Shares連携とは?

MUTBを株主名簿管理人として選定いただいている事業者様は、増資や新株予約権の発行、株主や新株予約権者の改姓改名・住所変更などが発生した場合、Sharesで管理する株主名簿および新株予約権原簿を更新する必要がございます。

この際、更新内容を記載した指示書を作成し、MUTB担当者に送付する必要がございますが、

一部指示書(※)をMUFG FUNDOOR上で自動作成、送信が可能です。

※現在は以下が対象です。

その他の株主名簿に関連する指示書、株式分割等のコーポレートアクションに関連する指示書については別途ご対応いただく必要がございます。

・新株予約権者の変更届

・新株予約権登録指示書

・新株予約権取得指示書

・新株予約権喪失指示書

・新株予約権消却指示書

操作方法

.新株予約権者の登録情報を変更します。

例)

・改姓改名
・住所変更
・商号変更(法人)
・代表者変更(法人)

表示内の「変更届を送信する」をクリックします。

 ※.変更した情報が連携できる場合、「変更届を送信してください」とアナウンスが表示されます。


3. 「Shares連携一覧」の「変更届を作成・送信する」をクリックします。

4.指示書に出力する内容を確認して「送信する」をクリックします。

.送信が完了します。

送信完了メールが届き確認します。

指示書の控えも添付されます。

題名:[MUFG FUNDOOR] 新株予約権原簿変更指示書の送信が完了しました

送信履歴の確認や再送方法についてはこちらをご覧ください

【Shares連携】新たに新株予約権を発行した場合(新株予約権登録指示書)

操作方法

1.新株予約権原簿もしくはSO管理にて「新株予約権(ストックオプション)」を登録します。

2. 「Shares連携一覧」の「登録指示書の作成」をクリックします。

3.登録指示書を作成・送信します。

テンプレートをダウンロードいただき、必要事項を入力します。

その後、ファイルをアップロードし、「完了」ボタンをクリックします。

4.送信が完了します。

5.送信完了メールが届き確認します。

指示書の控えも添付されますので、保管ください。

題名:[MUFG FUNDOOR] 新株予約原簿登録指示書の控えが届きました

送信履歴の確認や再送方法についてはこちらをご覧ください

【Shares連携】新株予約権者を登録した場合(新株予約権者の変更届)

1.新株予約権者の登録情報を変更します。

例)

・改姓改名
・住所変更
・商号変更(法人)
・代表者変更(法人)

2.表示内の「変更届を送信する」をクリックします。

 ※.変更した情報が連携できる場合、「変更届を送信してください」とアナウンスが表示されます。

3. 「Shares連携一覧」の「変更届を作成・送信する」をクリックします。

4.指示書に出力する内容を確認して「送信する」をクリックします。

5.送信が完了します。

6.送信完了メールが届き確認します。

指示書の控えも添付されます。

題名:[MUFG FUNDOOR] 新株予約権原簿変更指示書の送信が完了しました


■送信履歴を確認/再送する

新株予約権原簿の「指示書送信履歴」タブをクリックします。

これまでに送信した変更届の送信日時、送信届ファイル、ステータスを確認することができます。

送信エラーが発生した場合は再送ボタンが表示されます。

当該ボタンをクリックしてMUTB担当者に再送することができます。

【Shares連携】新株予約権の取得・喪失した場合(新株予約権取得指示書・新株予約権喪失指示書・新株予約権原簿消却指示書)

1.新株予約権原簿もしくはSO管理にて「自己新株予約権の取得」もしくは「新株予約権の消滅」、「自己新株予約権の消却」を行います。

 

2.表示内の「変更届を送信する」をクリックします。

 ※.変更した情報が連携できる場合、「変更届を送信してください」とアナウンスが表示されます。

3. 「Shares連携一覧」の「取得・喪失・消却届の作成」をクリックします。

4.「取得・喪失・消却届」に出力する内容を確認して「送信する」をクリックします。

5.最終確認を行い、問題なければ「送信する」をクリックします。

6.送信が完了します。

7.送信完了メールが届き確認します。

指示書の控えも添付されます。

題名:[MUFG FUNDOOR] 新株予約権取得・喪失・消失届の送信が完了しました


■送信履歴を確認/再送する

新株予約権原簿の「指示書送信履歴」タブをクリックします。

これまでに送信した変更届の送信日時、送信届ファイル、ステータスを確認することができます。

送信エラーが発生した場合は再送ボタンが表示されます。

当該ボタンをクリックしてMUTB担当者に再送することができます。


新株予約権原簿からSO管理機能に反映する方法

SO管理機能で入力した情報は、新株予約権原簿にも自動で反映されますが、新株予約権原簿で入力した内容はSO管理機能には自動反映されません。以下のご操作で反映が可能です。

対象:SO管理利用開始前に、新株予約権原簿でストックオプションを登録したお客様

※新株予約権原簿のデータはSO管理に反映後も削除されず、両機能から閲覧が可能です。

ご操作方法はこちら


新株予約権原簿にてストックオプションをご登録しており、

後にSO管理にてストックオプションを管理される場合、本操作を行ってください。

1.「SO管理TOP画面」>「回次別SO一覧」>「回次情報の管理」>「登録済みの新株予約権を編集」をクリックします。

2.編集したい新株予約権を選択し、「選択完了」をクリックします。

💡参考 

「新株予約権原簿」で登録した「新株予約権の種類」が

「 コンバーティブルエクイティ以外」の新株予約権を対象に、SO管理に反映することが可能です。

3.内容に誤りがないことを確認し、「つぎへ」をクリックします。

赤枠の部分を入力・選択します。

4.内容に誤りがないことを確認し、「つぎへ」をクリックします。

赤枠の部分を入力・選択します。

5.契約書をアップロードし、「つぎへ」をクリックします。

6.登録内容に誤りがない場合は「更新完了」をクリックします。


過去日付時点の新株予約権原簿を確認する

1.「株主管理」より「新株予約権原簿」をクリックします。

2.フリーワード検索、日付検索を用いて検索を行います。

過去日付時点の新株予約権原簿をダウンロードする

1.「株主管理」より「新株予約権原簿」をクリックします。

2.フリーワード検索、日付検索を用いて検索を行います。

過去日付時点(例:2023年12月1日時点)の原簿をダウンロードする場合、

ダウンロード前に日付で検索を先に行ってください。

3.「ダウンロード」ボタンをクリックします。

4.出力形式、出力ファイル形式を選択し、「ダウンロード」ボタンをクリックします。

新株予約権原簿から失効済みの付与者情報を確認する

1.「株主管理」より「新株予約権原簿」をクリックします。

2.「失効者一覧」タブをクリックします。

【ご注意事項】

保有しているすべての新株予約権が消滅等していない限り「「失効者一覧」には

表示されませんのでご注意ください。(一部の失効は表示されません。)

※失効とは:譲渡や消滅、自己新株予約権取得等で、保有数が0になっていることを指します。複数のストックオプションを保有している(例:第1回、第2回のストックオプションを保有している)付与者がいた場合、すべてのストックオプションの保有数が0になっていない場合は「「失効者一覧」には表示されません。


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